GL工事とはボード工事の一種で、コンクリートの表面に石膏ボードを貼りつける工事のことです。
丸めたダンゴ状の接着材を、圧力をかけながら塗りつけることで、接着力を強化。
この工事は比較的簡単で、短期間かつ低コストで施工できるという大きなメリットが!
一方で室内外温度の差が大きいビルの北側などでは、壁面に表面結露ができやすくなるといったデメリットもあります。
そのため職人は、目的や場所に応じて適切な工事を選択できる知識が必要です。
当社はこれまでの豊富な施工経験から得た、確かな知識をもとに判断いたします。
■GL工事の特徴
下地の調整が不要
下地を必要とする通常のボード工事と違って、改めて下地をつくる必要がありません。
さらに躯体のコンクリート面に多少の凹凸があっても、ボードを圧着する際の調整で、壁面を平滑に仕上げることが可能。
下地調整の手間を省ける分、スピーディーな施工が実現します。
部屋の面積を広く取れる
鉄骨の下地がなくなる分、壁厚が小さくなり、お部屋の面積を広くとることが可能!
そのためスペースが限られている賃貸マンションや、事務所などの施工にぴったりです。
壁の形が複雑な場所でも、形状を選ばず施工できるのは大きなメリットです。
コストを削減できる
GL工事では下地づくりが必要ない分、工程が簡素化され、人件費や材料費を削減することが可能です。
そのため工事費を抑えたいお客様に人気が高く、多くの建物に採用されています。
▼GL工事が不向きなケースも……
ビルやマンションの建設現場において幅広く取り入れられているGL工法ですが、以下のような場合にはおすすめできません。
現場の状況や建物の用途に合わせ、適切な工事を行うことが重要です。
・湿気の多い地下や浴室、室内外の温度差が激しい北向きの建物
・3m以上の高さがある壁面
・住宅の壁など、遮音性能が求められる場所
・ひび割れが起こる可能性が高い、LGS(軽量鉄骨)壁との連続部分
・壁面に埋め込みで造作物を取り付けたい場合
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